
昆虫観察会のために仕掛けたバナナトラップにチョウチョが集まってきていました。
林床にササの多い雑木林で見られるジャノメチョウ科の「クロヒカゲ」です。
日本全土に分布しますが、南西諸島以南には生息していません。
国外では樺太、朝鮮、中国、台湾に産し、東アジアの特産種です。
ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)、やクロヒカゲモドキなど似た種もいますが、翅の模様で見分けられます。
日中は葉の上や地面などにとまっているものを見ることが多く、あまり活動的ではありません。
暗い所が好きで、明るい所にはめったに出てきません。
樹液や腐った果実、獣の糞などで吸汁し、花には訪れません。
越冬態は幼虫で、幼虫の食草はササ・タケの類いです。
卵は食草の葉の裏に1個づつ産みつけられます。